さらっとした肌触りの自然素材い草を使ったラグは、夏のインテリアにぴったりです。
でも、なぜ夏にい草ラグなのでしょうか?
夏のラグと言えば、竹などもありますが、い草ならではのメリットもあります。
それが、除菌・消臭・調湿の機能です。
真夏だけでなく、湿気が多い梅雨の時期にも、快適な肌触りと温度で過ごせるい草ラグの魅力を
メンテナンスの方法も含めてご紹介します。
日本の夏に愛されてきたい草ラグ♪おすすめなのはなぜか
い草の肌触りのよさや、サラサラした気持ちよさが大好きという方は多いと思いますが
知られていないだけで、ほかにもたくさんの機能性を持っている自然素材です。
い草には湿気を調節する機能があります
例えば、その一つが調湿で、断面が真空のい草には、高い吸湿性があるとされます。
具体的には、綿の約三倍の湿気を吸い取るとされるので、サラサラな肌触りも納得ですね
だから、本格的な夏の前の梅雨のシーズンにも、い草のラグはとっても快適!
それは、湿気が高ければ吸収し、乾燥時には水分を放出して、室内の湿度を調節してくれる働きがあるから。
竹のラグだと梅雨の時期はベタベタしますが、い草は程よく湿気を取って、さらっとした肌触りが快適です。
や有害な化学物質ホルムアルデヒドの吸着
効果も期待されます
暑い時期は、汗っかきなお子さんたちが寝転んだりお昼寝をする場所としても快適です。
クーラーの室内でも、冷たくなり過ぎないから、春先から秋の初めまで、快適な湿度と温度で、長く気持ちよく過ごせます。
い草には、癒し効果と抗菌作用があります
い草には、O157やサルモネラ菌のような人体に悪い影響を及ぼす微生物に対して抗菌作用があるそうです。
それがい草に含まれる芳香成分「フィトンチッド」です。
これは、森林浴で期待される成分としてもよく知られている物質で
脳内のα波の発生を促し、リラックス効果をもたらすとされています。
また、殺菌作用や除菌、消臭の効果も期待される成分です。
有害物質の吸着性にも優れていると言われていますので、有害物質を吸着し、除菌し、消臭する自然素材として、安心して使えます。
い草のお手入れについて
天然い草は、変色や強度をたもつために泥染めするので、購入時には、い草と染料の香りが強いです。
その香りこそがまさに、先ほど書きました芳香成分「フィトンチッド」なのですが、においが気になるようなら、使う前にこんなお手入れをしてみてください。
はじめに、固く絞った雑巾で い草の目に沿って拭きます。
赤線が目の方向です。
い草には目がありますので、縦と横に手でこすってみてください、スーーーッと滑らかなのが矢印のような目です。
矢印に沿って拭くことで、ほつれを起こすことなく、滑らかに抜けます
また、ふちの部分は濡らすとシミになりやすいので拭かずに、い草だけを拭くようにします。
特に、
赤ちゃんのいるご家庭では、なんだもなめて気になりますので、敷く前に拭くのをオススメします。
二番目に、風通しのよい場所で、畳んだまま、あるいは広げて、日陰干しにするのがオススメ
日光に長く当てると、香りも色も褪せてしまいますので、日の当たるところに干すときは、い草の面を下にして、数時間 日干しします。
普段のお手入れは、掃除機をかけるだけです。
その時に、い草の目に沿ってゆっくり掃除機をかければ、傷もつきません。
しまう時や汚れたときは、同様に固く絞った雑巾でふき軽く干してから収納してくださいね。
天然い草は、室内の湿度を調節してくれるだけでなく、ホルムアルデヒドなどの有害物質や二酸化炭素、ペットのにおいまで吸着してくれるから夏のラグにピッタリです
軽いから、干したり移動したりも楽々なのも、い草製品のよいところです
夏のい草は、肌あたりが良く快適だからと日本の夏に愛されてきました。
でも、い草は天然素材で人体に優しいというだけでなく、
湿気を調節したり、除菌や消臭の効果も持っているので、生活に安心や快適をもたらしてくれます。
今年の夏は、リビングに積極的に活用してみてはいかがでしょうか。
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