ショップジャパンのCMではあまり見かけたことがないのですが、隠れた名品で、すご~く便利に使えるキッチンアイテムがあります。
それがこちらの、ミラクルカットです
私は包丁を研ぐことができないから、一度も研いだことはありません。
でも、切れる!不思議なほど、切れる!!
何のお手入れもしていないにもかかわらず、切れ味はあまり変わりません。
お魚の皮も、硬いゴボウも、種が飛び出すトマトだって、相変わらずスパスパ切れて、とっても快適です。
切れ味がよくて、お料理が楽しくなるミラクルカットについて、今回はご紹介しますね。
ショップジャパンの「ミラクルカット」とはどんな商品なのか
ミラクルカットは、日本の菜切包丁と西洋の牛刀をいいとこどりした三徳包丁と呼ばれる包丁です。
包丁ではありますが、刃が通常の包丁とは全く違う構造になっています。
拡大するとこんな感じで、のこぎりみたいなギザ刃になっていて、
不規則なサイズの波型の刃の間に、さらに細かなギザギザがあります。
こでの包丁の刃の部分が波型のカットは、ウェービングシャープテクノロジーと呼ばれ
包丁全体の80%以上を鋭角にしたてる「テーパー加工」も施されているため、通常の包丁よりスムーズに食材に包丁の刃が入っていく仕組みになっています。
食材に面ではなく点で接しているので、切ったものがくっつきにくく、
のこぎりのように引きながら切ることで、スパッとよく切れます。
また、 ミラクルカット のボディには優美な唐草模様が付いているので、とってもおシャレな印象です。
黒い持ち手にはイボイボが付いていて、滑り止め加工がされています。
軽くてすべり止めもついているから、硬いものを続けて切っても手が疲れないのがいいですよ。
サイズ的には、一般的な万能包丁と同様のサイズの刃渡り20.2cmで、どなたにも使いやすいサイズです。
ミラクルカット の刃は、さびにくく、切れ味が持続するステンレス鋼で、柄は、シリコン製です。
実際に手に持ってみるとわかるのですが、刃そのものが薄いからか、軽いです。
魚をさばくときに使う昔ながらの出刃包丁は、小ぶりでも重く感じますが、
ミラクルカット はとっても軽くて、きゃしゃな女性向きの包丁だと思います。
ショップジャパンでは、 ミラクルカット を単品で販売していたこともあったのですが
今は、スペシャルセットとして、写真上のペティナイフ(こちらも、ギザ刃です)と一緒に販売することが多いようです。
ペティナイフも含めて、専用の包丁カバーもそれぞれついているので、使用後は安全にしまうことが出来ます。
ペティナイフは、小ぶりな上にカバー付きだから、携帯して野外での使用にも便利です。
ギザギザの刃だから、やわらかな出来立てパンがすっと切れるので、パン用のナイフとして使うのもおすすめです。
大きいの方ミラクルカット包丁をお肉や魚などの生もの用、小さい方を野菜用に使い分けてもいいかもしれません。
ミラクルカットを3年間使い続けたらどうなったのか
ミラクルカットの説明書には、「ミラクルカットの刃は研ぐことはできません のでご注意ください。」と書いてあります。
実際に間近で刃を見てもらうとわかるのですが、波刃の間も縦にギザギザがあり、これは素人が使う研磨機では研げないと思います。
手に入れてすぐが、こんな状態でしたが
3年半使い続けた今は、こんな感じです。
使うほどに、野菜のあくで色が付くので、側面に色が残ってきます。
これも、重曹のような磨き粉で時々磨けばきれいになります。
ただ、初期の段階で、少し乱暴な切り方も したからか、刃の一部が赤い丸の中のように少し反っている場所があります。
こちら面だけを研ぐプロに伸ばしてもらうと、元に戻る気はします。
朝晩しっかりと調理していますので、丸3年半以上使っていますが、切れ味そのものは健在で、相変わらず重宝しています。
一般的な包丁を、3年も研がずに使えることは、まずないと思います。
研がなくていい、でもちゃんと切れる
それがミラクルカットの魅力の一つです。
ミラクルカットは本当によく切れるの?動画にしてみました
ミラクルカット は、不規則に並ぶ 大小の波型刃によって、鶏肉の皮のような滑りやすい食材もしっかりとキャッチしてカットできる特性を持っています。
でも
切れる切れるといっても、本当に切れるかどうかは、見ていただかないと実感できないと思いますので、
どれだけよく切れるのかを動画にしてみました。
まずは、青魚(サバ)をさばいてみますね。
使っているのは、決して切れない包丁ではないのですが、魚をさばく時には、魚の脂が刃の表面に付くため、だんだんと切れ味は悪くなります。
また、魚の皮の部分は、特にぬるぬるしていて、なかなか切れないことが多いですよね。
今度は、 ミラクルカット に持ち替えて、同様にサバを下処理してみました。
ちなみに、
青魚のサバは、脂がのっている上、皮が割としっかりとしているので、なかなかすっとは切れない魚なのですが
ミラクルカットだと、包丁を引くだけで、刃がスーーーッと身をカットして、気持ちよく下ごしらえで来ているのがわかるのではないかと思います。
試しに魚をさばく時間を計ってみたら、丸ごと一匹を三枚卸の切り身にするまでに15秒ほど差がありました。
切り取った身がこちらです。
左がミラクルカットでの切り身で、右が一般的な包丁で切った身です。
ミラクルカット だと身に崩れがなく、大変きれいに切りとられているのがわかるのではないかと思います。
魚って、切り方によって味が変わるのですが、ご存じでしたか?
切れないからと、身を無理に押すようにして切ると、身が崩れてグダグダになるだけでなく、魚の細胞がつぶれてうまみも逃げ出してしまいます
その点、引き切り&切れ味が良いミラクルカット だと、身を押しつぶすことなくスパッと切るから、うま味が逃げません。
特に、刺身では、切れ味が味の決め手です。
スパスパ切れるミラクルカットなら、おいしい切り身が作れます。
今度は、やっぱり切れにくくて困る皮付きの鶏肉を切ってみました。
はじめは普通の包丁で、続けてミラクルカットに持ち替えて切っている41秒の動画です。
今回実験してみて、こんなに違うのかと、使った私がびっくりしてしまいました。
魚以上に、カットする機会が多いのがお肉だと思うのですが、皮つきの鶏肉を一口大に切るのって、本当に大変です
特に、もも肉は脂がのっているから、皮もねちねちしてなかなか切れません
でも、皮つきだからおいしいので、何とか切ろうと苦戦していらっしゃる方は多いと思います。
でも、刃が水平に当たる通常の包丁だと、鶏皮の脂で滑って 全然切れない!!
ところが
引き切り&切れ味が良いミラクルカット なら、違いは歴然!!
ミラクルカットのギザギザ刃なら、点で素材に接しているから、 スパツ・・と気持ちよく切断することが出来ます。
ミラクルカットで切るメリットとデメリットについて
「私に切れないものはない!」と、アニメ ルパン三世の五右衛門が言ったかどうかは定かではありませんが、
切れない包丁を使っていると肩が凝りますし
なかなか切れない食材をカットしていると、時間がかかって料理が面倒になることってありますよね。
ウェービングシャープテクノロジーの波型のカットと、包丁全体の80%以上を鋭角にしたてる「テーパー加工」が施されているミラクルカットを使いはじめたら、
これまで切りにくかった食材も時短でカットできるようになり、調理のレパートリーが増えました。
でも、ギザ刃って特殊な刃でもありますので、向き不向きはあります。
まずは、3年間切り続けてみて、切ってよかったもの、そうでなかったものをあげてみますね
通常の包丁よりミラクルカットの方が使いやすい場合とは
まずは、お肉や魚類です。
皮までスパっと切れて、とっても快適でした。
また、トマトのような皮が固くて、中身が柔らかい素材もきれいに切れます
点で素材に当たる波刃で押さずに引いて切るから、皮がスパッと切れるみたいです。
押しつぶすと涙が出てくる玉ねぎも、スパスパ切って処理できるから、玉ねぎ料理が楽ちんです。
他にも切りやすいものとして、繊維が多い野菜や、固い野菜のカットに向いています。
薬味に欠かせないネギも食卓の定番ですが、ちゃんと切ったと思っても、ところどころつながっていることがこれまではありました。
でも、ミラクルカットで横に引きながら切れば、スジや繊維を確実に断ち切り、気持ちよく、手早くカットすることができます。
サクサク切っているのに、きれいにセパレートできるから、急いでいる時に雑に切っても、確実に切り離せます。
また、パクチーのように繊維が固くて切り分けに少し力が必要な葉物野菜や
ゴボウやニンジン、大根のような根菜類も、一般的な包丁より力を入れずに切ることができますし
スパスパとかなり手際よく切ることができるから、早く下処理ができますよ
急いで刻む時に、確実に切り離せて、力もかからないミラクルカットに向いている食材をまとめてみました。
硬い食材から、柔らかいパンのような食材まで、スパスパ切れるから、ミラクルカットはとっても不思議な包丁です。
ミラクルカットだと使いにくい場合とは
便利に使い続けているミラクルカットですが、さすがに万能ではありません。
苦手な使い方もあります。
それが、皮むきやかつらむきのように、横にスライスしてカットする使い方です。
ミラクルカットは、縦に切るのに向いている包丁です。
横にスライドさせると、切り口が鋭いだけにちょっと怖かったですし、食材に模様が入ってしまいます。
写真のようなギザギザが残ります。
小ぶりのペティナイフで果物を切る場合はまだ使いやすいのですが、
通常の22cmサイズで果物の皮むきをするのは、慣れるまで難しかったです。
皮むきした野菜や果物に筋の模様もついてしまいますので、横向きに使う場合は、通常の包丁と合わせて使う方が良いと思います。
ミラクルカットのお手入れについて
ミラクルカットの刃は研ぐことはできませんので 、通常の使用後は、水や中性洗剤で洗い よく乾かしてから保管するだけです。
模様の部分に凹凸はありませんので洗うのは楽です。
刃の部分を洗う時は、何度かに分けて縦にこすって汚れや脂を落とします。
3年半使いましたが、頑丈なステンレス鋼なので、洗って乾かすだけで包丁の刃が錆びることもありませんでした。
ただ、湿気が多いシンク下などに、水や汚れがついたままにしたまま放置すると、サビや腐食の原因になりますし
専用のケースを使用する場合は、きちんと乾かしてからしまわないとカビなどが中に発生することもあるかもしれませんので、
キッチンペーパーなどで水分を取った後も、しばらく乾かしてから収納するのが大切だと思います。
また、食器洗浄機に入れたり、煮沸消毒はできません。
肉や魚を切ったあとは、脂が刃先に残りますので、丁寧に台所洗剤で洗って、大切に使えば、切れ味は長持ちします。
ただ、台所用洗剤だけではなく、煮沸消毒もしたいという場合は、難しいので
除菌もできるタイプの洗剤を使うか、短時間台所用の漂白液に浸すといいと思います。
結婚祝いに包丁を贈る?実は縁起がいいんです♪
ご自身が使うほかにも、結婚される方へのプレゼントにぴったりだと思います。
包丁と聞くと、「別れる・切れる」をイメージする方もいらっしゃると思いますが、
実は、包丁ギフトは新郎新婦の幸せな未来を願う、結婚祝いにふさわしい贈り物なのだそうです。
刃物には「魔を断ち切る魔除けの役割と、良い未来を切り拓く」縁起の良い意味が込められています。
実際に、身近でも刃物のイベントを目にする機会は多いと思います。
ウェディングケーキで入刀の儀式も、店舗の開店や道路の開通式でのテープカットも、花嫁や七五三で身につける守り刀も、全てお祝い事ですが、刃物が用いられています。
地域によっては結婚祝いの定番ギフトとなっているそうですので、刃物で祝ってもらうことで、結婚する2人が魔物から身を遠ざけながら、幸せな未来を築いていけるようにと、包丁をギフトとして贈るのはいいことだとされています。
もちろん、親御さんが娘さんに持たせるファースト包丁としても、研がないで長く使えるミラクルカットは便利ですよ。
ミラクルカットは、通販で手に入ります
ミラクルカットは、通販大手のショップジャパンが取り扱っています 。
ミラクルカットには二種類有り、単品でもセットでも購入出来ます。
今回ご紹介した ミラクルカット 三徳ナイフは、単品だと6,578円(税込)
ペティナイフは、4,378円(税込)で
セット販売だと、2本で、10,956円(税込)になります。
加えて送料990円がかかりますが、キャンペーンの時は無料になることもあるかもしれません。
ショップジャパンの製品は、39日間は、使用済でも返品OKなので、安心して取引できますよ。
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